|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
知的な障害に配慮した環境デザイン |
|||
| 洗面所は手や顔を洗って身だしなみを整えたり、歯磨きやうがいをする場所です。洗濯機を置き洗濯場を兼ねているところも多いでしょう。水を扱う場所であることから、濡れた床での転倒や排水口に物が詰まるというトラブルがよくみられます。
(1)すべりにくい床材を使用 洗面まわりは水浸しになりやすく、濡れたままにしておくとすべって転倒するなど大変危険です。廊下などの通路に設ける場合は浴室と同じように濡れても滑らない床材を使用しましょう。 |
||
| (2)水跳ねを防ぐ蛇口
力加減がわからなくて水を勢いよく出しすぎたり、水遊びをしてまわりをびしょびしょにしてしまうことがよくあります。水跳ねについては、蛇口の種類によりある程度防ぐことができます。蛇口には整流吐水口と泡沫吐水口があり、整流吐水口から出た水は手や洗面器等に当たって跳ね返りまわりに飛び散りますが、泡沫吐水は水の中に気泡を巻き込み吐水することで気泡がクッションとなりこれを防止します。 |
|
|
|
(3)物が詰まりにくい排水口 洗面所は台所の流しのように排水口にゴミ受けがついていません。そのため、歯磨きのときに口の中に残っていたものを流したり、嘔吐物を詰まらせたりすることがあります。洗面器の排水口は、ポップアップ式(水栓金具の横にある金具を引くと排水口が閉まり、押すと閉じる)と、ゴム栓式(ゴム栓で開閉する)があります。ポップアップ式の場合は、水をためたり排水したりするには便利ですが、食べカスなどの固形物が詰まることもあるため、固形物を洗い流したりすると予想される場合は、ゴム栓式で金網をつけて使用するとよいでしょう。 (4)洗濯しやすい環境をつくる 洗濯という行為には、洗濯物を入れる、洗剤・柔軟仕上げ剤を入れる、スイッチを選択して押す、干す、取り入れる、たたむ、収納する、という多くの行程があります。イラストなどで手順を示したものを洗濯機の前に貼り、洗濯物の量については洗濯槽の中にラインを入れて「これ以上は入れない」ことを具体的に示します。洗剤の量はスプーン一杯、柔軟仕上げ剤はキャップに一杯と絵で表し、スイッチはよく使うものを色テープなどで示します。干す場所は屋上やベランダでなく洗濯室に近いサンルームのような場所だと安全です。
|
||