●児童養護施設あおぞら  2008 岸和田










 この施設は、定員170名の大舎制の児童養護施設の一部建て替えに当たり、本体施設の近隣に定員66名の新たな児童養護施設を建設したものである。
  施設で生活する子どもたちに、家庭に代わる安全・安心な環境を提供するために、小規模グループケアによるきめ細やかな支援を行うことを目的としている。
  施設構成は、1階がカフェテラスのある事務棟、地域交流ホール、幼児ユニット、自活ユニット、厨房、親子生活訓練室、心理相談室がある。2階は左右に男子ユニットと女子ユニットが分かれそれぞれ独立した入り口になっている。
 太陽の光、木陰を作る緑や季節の花、井戸水を利用した手押しポンプやせせらぎが流れる中庭。夏には屋上で花火を眺め、カフェで将来について語り合う。子どもたちの情緒を育て心の原風景となるたたずまいを目指すものである。



第15回大阪・心ふれあうまちづくり賞奨励賞
第2回おおさか優良緑化賞選考委員会奨励賞
「医療福祉建築」 2009年4月 日本医療福祉建築協会 掲載